理系の女性(リケジョ)の方へ – 英会話講師の募集・求人
理系出身の女性英会話の採用に積極的な理由
MyPace English の英会話講師は 約8割が文系出身者。 約2割が アート・デザイン関連の出身です。
英会話は語学なので、文系出身者が多いのは とても自然な事。 他の英会話スクールでも 同じことが言えると思います。
ただ、最近考えることは 英会話教育業界は 文系出身者が多いので、文系アプローチに 教授法が 偏ってしまう。
理系のロジックや 実証主義的な センスの欠如により、凡庸な学習プログラムになりがちなのではないか?
成熟している 英会話教育業界 – フレッシュな視点が必要なのは 明らかです。
文系の人たちが 集まる 英語教育業界には このような 袋小路現象が 見られます。
1 日本人の英語力に 諸々の問題があることは理解している。
2 ただ 諸々の問題を収集し、要素分解して、一つ一つの 苦手の原因と 解決法 を突き止める事をしない。 だから問題のコアが 具体的にどこにあるか 知らない。
3 問題のコア を把握していないので、論理的に基づく 解決策(教授法)を 体系的にまとめることが出来ない。
4 問題のコアが 分からないので 包括的(百科事典的)アプローチを 何十年と繰り返している。
5 ただ、 包括的(百科事典的)アプローチでも 受講者が 一定の努力をすれば、一定の成果がでないこともない。
6 だから 古びたアプローチで 何十年も使い廻す。
文系の人が中心の 英会話業界は このような状態にあると考えます。
勿論 英語学習に 科学の世界のように 測定の精度や、成果の再現性を 求めることは できません。 人間の脳は 個体差が大きく、みんなが同じ化学反応を起こすはずがありません。
ただ、理系出身者の方には 理解しがたい、教授法、ノウハウ、メソッドと呼ばれるものが 日本の英語業界には たくさん あるはずです。
こうした問題について 理系出身の英会話講師の方々は どう考えるのでしょうか? MPE にリケジョ英会話講師がゼロなので、意見を聞けたらな と思います。
文系の MPE に 理系のアプローチを 吹き込んでほしい
今 MPE が取り組んでいることの一つに 英語の 要素分解 というものがあります。 英語に関する色々な情報を収集して、 要素分解しています。
文系出身者は 要素分解に対して、下記のように考える方が多いようです:
1 音楽に関して、音を全て最小要素(音符単位)まで分解しても、音楽の質は分からない。
2 音符一つ一つに 良いも悪いもない。あくまで 全ての音符の集合体 作品 を吟味するべきだ。
3 要素分解で 英語学習が うまく行くと思うのは 統語論(syntax)に偏りすぎているのではないか?
文系出身者は * ホーリズム(Holism)として 英語力を 捉える傾向があり、英語学習を要素分解することに 抵抗がある方が多いようです。
* ホーリズム(Holism): ある系(システム)全体は、それの部分の算術的総和以上のものである、あるいは、全体を部分や要素に還元することはできない という概念 (Wikipedia より)
これに対し 理系の方は 受講者の方々の発話した 正しくない英語を 集めて 要素分解し、原因と 解決方法の 仮説を考える ことが得意なのではないかと感じます。
形式知に対しては 要素還元、暗黙知に対しては ホーリズム的アプローチを 採るのが 合理的であるとは 思います。
ただ、情報を 束ねたり、分解したりするうちに、面白い 発見が生まれることも事実です。
要素分解で フレッシュな視点が 生まれた一例:
一般的に 日本人は R と L を混同して、聞き間違えやすい と言われています。
これに対し MPEは下記のような仮説を立てました:
– 日本人にとって L は小さな問題だ。
– 問題があるのは R の音 だ
– L と R を比較するから 解 がでない。
– 日本人は R を含む 半母音が 苦手だ。
英語学習者に 英語音声テープを聞いてもらい、実験をしてみました。
– 聞き取れない音は: ruin – Celery – get rid of であった。
– 日本人が 聞き取りにくい英語の単語は、 R を含む、短い単語で、続く母音は 口の開きが小さい音、特に 弱母音。
これらを仮説に R の解決策を考えましょう….
MPE では、受講者様が苦手と思われる部分を このように要素分解(この場合 音素にまで分解)して、解決法を模索するという 手法を よく取ります。(もちろん 解 が出ず、そのまま挫折ということも よくあります)
こういう 考察方法について、理系の方は、どういうアプローチを試み、どういう仮説にたどり着くのか? 意見をぜひお聞きしたい。 そして、英会話講師として 活躍していただきたい。
アメリカの実業家ジェームズ・ウェブ・ヤングの 名著 アイデアのつくり方 (A Technique for Producing Ideas) の一節を借りると:
異なる物事同士(文系 vs. 理系)の関連性 (英語が大好き)をうまく見つけ出し、新しい組み合わせを創りだすことが新しいアイデアであり、優れたアイデアである。
とあります。 リケジョと MPE 文系女子が お互いを インスパイアできたら いいな。
近年 理系の女性(リケジョ)が ベンチャーとして起業するなど 新しい社会のウエーブが 到来しているように 思えます。 MPE を刺激してくれる 理系出身の女性の方は、ぜひ 英会話講師に 応募してください。
MyPace English(マイペース・イングリッシュ): 英会話講師になって 英語を教えましょう! MPE は登録制の 英会話 家庭教師。 東京・東京近郊で 英会話 個人レッスンを展開しています。 翻訳・通訳のノウハウを取り入れた 論理的で深みのある プログラムは 他の英会話スクールには真似できないもの。 お医者様や 経営者、そのご家族が多い 知的で豊かな 仕事環境。 好待遇、高時給を用意して お待ちいたします。 通年の募集・求人だから 今すぐ 応募!