英語学習 – 過剰適合(過学習)に陥らないためのヒント
講師: 日本人が英語を苦手とする 原因に、英語学習方法が * 過剰適合 (overfitting)に陥っているのではないか? との意見がでましたが、これは、学生時代 英語を勉強しすぎているという事でしょうか?
MPE: 過剰適合は 「詰め込み過ぎ = 過学習 = overtraining」によっても 生じる現象です。 ただ 過剰適合は 「モデルが複雑で自由度が高すぎる」英会話学習に 必ず発生する問題であると思います。
講師: 英会話は「自由度が高すぎる」という点は 私が担当するレッスンの中でも、頻繁に感じる点です。 「自由度の高さ」をうまく利用できる受講者。 「自由度」を形式知に 落とし込もうとして かえって混乱してしまう人。 この両者の差が 英会話 上達に大きく関係しているように思えます。
MPE: 一理あると思います。 「自由度」を形式知に 落とし込んで うまく行くのは 因果相関 がクリアな トピックスの コンテクスト構築には 役に立つと思います。 しかし、日常英会話で、人は 常に合理性を追い求めている訳ではありませんし、コミュニケーションに欠かせない 「ユーモア」は 合理性の追求の延長にはありません。
機械学習で陥りやすい 過剰適合を回避する
講師: 英語 語彙の定期的習得は 絶対に必要ですし、最終的に 上達する生徒さまは こまめに単語帳などを作る 受容的語彙学習 に努力を惜しまない人だと思います。
その人たちが 情報過多による 過剰適合 に陥らないためには どういう 学習をしたらよいのでしょうか?
MPE: 「モデルが複雑で自由度が高すぎる」英語学習で、汎化能力の不足に陥らないための 演習として、一度英語学習の常識を捨てて、新しい仮説に沿って 産出的学習方法を見出すことではないかと思います。
例えば:
旧常識: 英語力の決め手は 語彙量だ。
新常識: 英語力の決め手は どこまで Have と Get が使いこなせるかだ
旧常識: 発音はネイティブの発音を何回も聞くのがよい
新常識: Jan. ~ Dec. 12か月の 英語発音を、発音記号に変換でき、弱母音がどこにあるか、何故 そこに弱母音が生じるのかを 説明できれば、あとは発話のスピードを上げるだけ。
英単語を対連合学習で 暗記することは 悪いことではありません。 ただ、自分なりの「英語のメカニズムの定義」が 多い人程、言語操作能力が 高いと思います。
講師: 旧常識は 大手英会話スクールが好んで用いる 学習法ですね。 一つ 気づいたことは、アプリなど機械学習による 英語学習は 過剰適合に陥りやすい。 また 正誤選択(クローズエンド)の問題ばかりで、
オープンエンドの応用がないから 汎化能力の不足も予想されますね。
MPE: ですから MPE では 英語学習アプリの授業内使用を 一切しているんです
courtesy from Merriam – Webster’s Learner’s Dictionary
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