英語の解釈と、思考コンセプト が共有できる 職場を探す
英会話講師として お仕事を探す場合、まず、”経験者優遇か 未経験者可か?” などの応募資格を確認し、給与などの待遇を比較して、候補の仕事を絞り込んでいくと思います。 そして、この段階で、その会社の 英語に対する考え方に 深く共感できるかが、いかに重要な要素であるかに気が付いて、仕事選びの基準に加える人は 少ないかもしれません。
ただ、自分の所属する 会社の “英語解釈の相違(浅すぎる)” を理由に退職・転職する講師が 多い事も事実です。 実際、自分の英語に対する解釈や、概念が、会社で受け入れられないと、いくら英語を勉強しても 上司から 評価を受けられないとの 報告も、講師応募者から聞いています。
MPE の英語解釈を評価してくれるのは、教育に携わる人達ではなく、むしろ 通訳・翻訳会社の人たちです。 その点で MPE の英語解釈は 通訳・翻訳 寄りであり、教育のあり方を探る学問である 教育学よりも、認知言語学に より強い影響を受けていると感じます。
英会話講師の面接に来訪してくれた方の 多くは、MPE の英語解釈に、新鮮さと 深み を感じてくれますし、真剣に英語を学習している方でしたら 絶対に “この手法を取り入れ、実際に教えてみたい” と 思ってくれると思います。 英語解釈に関しては、文部科学省が 推進する、英語4技能 「聞くこと」「読むこと」「話すこと」「書くこと」 の総合的育成とは、方向性がかなり異なります。 ですから 実践的な英語を教えたい人には ぴったりのお仕事ですが、”英検に向けて指導をしたい” という方には 向かない 仕事内容かも知れません。
また、一般的な 英会話スクールで採択されている ESL(第二外国語としての英語:English as a Second Language)とは 共通する点は ありますが、ここでの授業は 系統学習の枠に はまらないため、 ESL 教授の経験者は、流動性の高さと、展開の難しさを感じる ことになると 思います。
英語の解釈法については、実際の研修で具体的な英文を用いて 説明しますが、特徴は 認知言語学からヒントを得て、英語に関する情報を、形式知の情報をアルゴリズムと捉え、暗黙知の情報をヒューリスティクスと して取り扱う点です。 そして、教育学に見られる 要素還元主義的な考え方でなく、全体は、部分に還元されえない性質を持ち、諸要素が協同する機能的 英語操作能力を目指すという点では、知識偏重でなく、認知型技能の追求と 言えると思います。
また、MPEの基本の考え方は、”その 情報が どうすれば 短期記憶から、長期記憶に移行し 定着するか? そして、意味記憶から 手続き記憶に変換できるか?” という点を常に考え授業を進行するという点です。 生徒さまが 記憶できない情報や、不十分な理解しかできない知識は、授業で取り上げない。 この点に関しては、ビジネス・プレゼンテーション や コンサルタントの仕事と 重なる部分が 多いと思いますし、脳科学や 記憶のメカニズムに関心のある方にも、ぜひ ここでのノウハウを使って、知識を応用して欲しいと思います。
生徒であれ、講師であれ、いつでも 知的な人たちの 好奇心を 刺激することを 課題とする MPE。 ”他と違ってて 面白そう” と思う方は ぜひ 下記のバナーをクリックして、英会話講師に 応募してください。 お待ちしています。