シータ波 モードを共有する – 幼児向け 英会話 個人レッスン
MyPace English では 4才以上の方を 対象に 英会話 個人レッスンを提供しています。
多くの 講師が 子供大好き! と言ってくれるので 楽しい キッズ英会話が展開できるものと 思います。 ただ、キッズ英会話も 未就業児 (4 – 6才)と 小学生 (7才 – 12才)では レッスン進行が大きく異なります。
未就業児 の レッスンでは 子供の リズムがつかめず ちょっと 焦ってしまう … そんな経験をされたことのある 講師も少なくないのでは? と 思います。
幼児のレッスンの方が 教える単語数も 少ないから 簡単なはずなのに… 何が違うのでしょうか?
少し単純化して 幼児の思考を定義してみます。
– 人間の脳がさまざまな働きをしているときに生じる脳波(微弱な電流波形)、アルファ波・ベータ波・シータ波・デルタ波・ガンマ波の5種類の脳波があります。
– 成人が論理的な思考を用いるときは ベータ波が 生じています。 ベータ波 = 覚醒時
– 幼児の脳には シータ波が 生じます。 シータ波 = まどろみ
成人が シータ波を 発しやすい時間帯は、例えば お風呂上りで これから ベッドに入る 時間帯。 シータ波モードに入っている時は インスピレーションが 生まれやすいと言われます。
シータ波(まどろみ): 4~7.9Hz
ベータ波(覚醒): 14~30Hz:
この違いは どのような事かというと:
大人は イパネマの娘 (Jobim, Antonio Carlos – 速度 140) でダンスをしている。
幼児は ジムノペディ 第一番 (Erik Satie – 速度 70)でダンスをしている。
つまり 大人の 振付けを 幼児に教えようとしても、グルーブが全然合わないのです。(英語で言う We’re on different wavelengths. の状態です)
小さな頃 1日がとても長く感じた経験を 誰もが持っていると思います。
シータ波が 流れている時に 体感する時間は 伸びている – そんなイメージです。
引用資料(https://unifycosmos.com/)
シータ波モードのグルーブに乗ろう!
幼児の 個人レッスンを行う時、小学校3年生の レッスン内容を ゆっくりやれば いいものではありません。
また 子供は元気と思っていても、脳は まどろみモードですので、長くは続きません。
初めは元気な幼稚園児も レッスン開始から 15分~20分で、第一の エネルギー切れ 状態がやってきます。 声が小さくなったり、急に英語を発話するのを 止めてしまったり。 このエネルギー切れの 状態を 何とかクリアして、レッスンのペースを取り戻すために、いくつかのヒントを書いてみます。
幼児英会話 – シータ波 対策
1 AIDMA は 言葉でなく 身振りで 掴む
幼児たちを 観察していると、言葉より 身振りに反応 (Attention) する 傾向が伺えます。 AIDMA (Attention, Interest, Desire, Memory, Action) の Attention を得るために 身振りや ポーズを見直してみましょう。
ヒント: サイン・ランゲージや、パントマイム の表現 に参考になることが 多くあります。
2 ミラーリングで 集中力をキープ
好印象を持っている相手の行動を、無意識のうちに真似すること を 心理学用語で ミラーリングと言います。
幼児は 講師の話しに集中している時 自然に 講師の身振りを 真似し始めます。
また、幼児の身振りを、講師が それとなく真似てみると、子供は 「信頼されている」 という 充実感を感じることが あります。
ミラーリング のアクションが 返ってくる 間、子供たちは 高い集中力で レッスンに取り組みます。
3 英語を教えるのでなく 「口真似 大会」と考える
幼児に英語を教える というモードに入ってしまうと、講師は 一つの発話(答え)に 複数のチェックポイント(文法、発音など)を作ってしまいがちです。
もちろん 英語発話に於いて 小学生1~2年生なみの * 細かい運動スキル(fine motor skills)を 持ち合わせる 幼児もいますが、目標を高く持ちすぎるのは禁物です。
まず 英会話レッスンの目標を 「口真似 大会」と捉え、オウム返し で構わないので チャンクで 真似してもらう。
それができたら 次はスピードをつけて 英語を 発話する 「早口英語 大会」に 進展する。
上記の他にも 幼児英会話レッスンに 使える テクニックと 知識は たくさんありますが、今日は3つのみに留めておきます。
成長に合わせ 幼児の能力は 毎週・毎月 進化していきます。 時間が解決してくれる Issues も多いので、講師の皆さまも 落ち込まないようにしてください。
* 細かい運動スキル: 反射神経を要するアビリティを含む細かい運動のスキル(fine motor skill)。 細かい運動のスキルは、とりわけデリケートなタスクを達成するために、非常に正確な運動動作の行使を伴う。
MyPace English(マイペース・イングリッシュ): 英会話講師になって 英語を教えましょう! MPE は登録制の 英会話 家庭教師。 東京・東京近郊で 英会話 個人レッスンを展開しています。 翻訳・通訳のノウハウを取り入れた 論理的で深みのある プログラムは 他の英会話スクールには真似できないもの。 お医者様や 経営者、そのご家族が多い 知的で豊かな 仕事環境。 好待遇、高時給を用意して お待ちいたします。 通年の募集・求人だから 今すぐ 応募!
courtesy from Merriam – Webster’s Learner’s Dictionary
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英会話 家庭教師 – MyPace English (マイペース・イングリッシュ)
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